目次
創業融資を確実に成功させる秘訣とは⁉~成功する人と失敗する人の差~(準備編)
創業融資を必ず成功させるには次の条件を満たすことです。
起業前に準備できることをまとめていますので、起業を考えたら必ず準備しましょう!
この条件を満たしている方はすぐに創業融資を申込みしましょう。
自己資金を100万円以上貯める
自己資金を貯めているかを銀行が確認する理由は、
①計画性があるかどうか
②自力があるかどうか
ということを評価するためです。
計画性が無く、行き当たりばったりで起業した場合、成功する確率は高くないことはわかると思います。
また、起業してからは事業の業績が良いときもあれば悪いときもあります。
どういう状況の中でも忍耐強く自力で奮闘していけるかどうかは、起業を考えてしっかり自己資金を貯めていたかどうかでわかります。
なるべく多く自己資金を貯めてしっかり準備をしましょう。
必ず成功させるということでお話しておりますので、100万円以上としていますが、100万円未満でもそれ以外の条件をしっかり満たしておけば、融資は成功しています。
確実にということでいえば、100万円以上貯めておくと良いでしょう。
また、自己資金とはどういうお金なのかは、しっかり働いて貯めたお金が評価されます。
ギャンブルや、どこから持ってきたかわからないお金は自己資金とは評価されませんので注意してください。
お金を銀行口座ではなく、現金で保持している方がまれにいますが、現金は証拠力が劣りますので、必ず口座に預けて証拠力を高めておきましょう。
起業する事業の経験を6年以上積んでおく
創業融資では今までの起業家の経歴を特に重視されます。
その理由は、創業時期は特に起業家の姿勢や考え方で事業の行く末がすべて決まるからです。
また、6年以上経験を積んだ業種で創業融資を申込みすると、自己資金要件が無くなりますので、公庫が経験年数に対してプラスの評価をしているということが分かると思います。
経歴という部分でいうと、できれば店長経験や管理業務を行ったことがあることはプラスの評価となります。
現場経験のみで起業するよりも管理業務経験があるということは起業が成功する可能性が高くなると評価されているということです。
税金の未納や家賃・水光熱費・クレカの遅延・未払をしない
税金や支払うべき家賃などの支払が遅れていたり、未払いがある方については、創業融資ではマイナスの評価となります。
銀行は貸したお金は返してもらわなければなりませんので、今までに支払うべきものに未払いや遅れがあるということは、今後もそのような未払いや支払い遅れをする可能性があると評価しているということです。
お金に対する誠実さをしっかり持ちましょう。
まとめ
創業融資の準備はこの3つの条件を満たしておくと、成功する可能性がとても高くなります。
まずはこの3つの条件を満たせるようにしっかり準備しましょう。
実際の融資の申込み時点で注意すべき点については別でご説明します。