起業や独立するときは誰しも期待と不安が入り混じっていると思います。
期待する気持ちの中には、
・やりたい仕事ができる
・自由に時間が使える
・高収入を得ることができる
などがありますし、逆に不安な気持ちの中には
・売上が上がらなかったらどうしよう
・資金が足りなくなったらどうしよう
などの気持ちがあると思います。
特に、起業前や起業直後は売上がない又は売上が少ない状態でスタートすることが多いと思いますので、不安な気持ちがとても大きいと思います。
不安になったときの対処法をお伝えします。
目次
起業して不安になったときの対処法~不安にならない経営者はいない~
『何のために起業したのか』を思い出す
起業したい、会社を辞めて独立したいという場合は、何かざっくりとした目的や目標があると思います。
勢いで会社を辞めて独立することになった方も、会社への不満を解決するための独立だと考えるとそれなりの独立の目的になります。
将来の自分の働き方や生き方についてのビジョンを実現するために起業したはずが、目の前の資金に困ったり、売上が上がらなかった場合など不安な要素があると、起業家の方は『何のために起業したのか』を忘れてしまいがちです。
起業して行動できないとき、足や手が止まってしまうときは必ず『何のために起業したのか』を思い出すようにしましょう。
そうすると、行動する決意がつくはずです。
行動する選択肢が複数あって悩んでいる場合も、『何のために起業したのか』を突き詰めて考えると、どちらの選択肢の方がより強く、より効率的に『何のために起業したのか』を実現できるかという考え方から意思決定できるはずです。
もし、意思決定ができて行動したとします。
思い通りの結果が出ない場合もありますが、それは『失敗』ではなく、行動して効果がないことを『検証』できたということです。
起業においての行動の中には『失敗』というものはそもそも存在しないのです。
前向きの意識で行動を素早く行えるようにしていきましょう。
メンターに相談する
メンターとは、第三者であなたの指導をしてくれる方や師匠のような方を言います。
起業して軌道に乗ることができた方は、売上目標などを達成できると、途端に目標がなくなり、次にどのような目標に向かって行動すべきかわからなくなります。
事業に対してやる気がでなくなってしまうこともあり、危険な状態です。
このような場合に備えて、自分の行く道を相談できる人でこうなりたいという目標のような方を探すべきです。
メンターは簡単に見つかるものではありませんが、目標となるような方がいる場合といない場合では起業家の成長の度合いが変わってきます。
起業して期間が経過すると、当初の想いを忘れてしまうことが度々あります。
メンターの方がいれば、今後の行く道に迷った場合の軌道修正を行うことも早めに行うことができます。
まとめ
起業して不安になったときの対処法をご紹介しました。
起業当初の不安の中で最も多いのはやはり『お金』に関するものです。
この不安を解決するためには売上を上げるしか方法はありませんが、売上を上げるには時間もかかりますし、広告などにお金もかかります。
お金の準備としては、創業融資を受けて事前に準備して起業しましょう。